首に傷がある

キャベツは特別支援学校の教員です。クラスは持っていなくて学年付きといって学年は決まっているのですが、クラスは決まっていなくて色々なクラスのサブに入ります。子供が荒れてしまって手が必要なときやお漏らしをしてしまった時の対応をしたりしています。

そんなキャベツがある時、男の子の対応をしました。中庭で運動をしていたのですがその男の子は荒れてしまって中庭を飛び出しました。中庭を飛び出した理由はよくわかりません。授業に飽きてしまったのか、何かを思い出したのか、心が荒れて泣きながら飛び出していきました。

キャベツ先生はその子をおいかけて捕まえて一生懸命なだめました。

予定表を見せて見通しを持たせてあげると安心すると聞いていたので、予定表を見せながら話をしたり、キッチンタイマーの数字を見ていると落ち着くと言うのでキッチンタイマーを渡して落ち着かせようとしたりしました。結局、その男の子は中庭での運動が終わるまでグズって廊下で泣いていたのですが教室に帰る時間になって立ち直って教室に戻ることができました。

ところが、、、

放課後、担任の先生からその男の子の首あたりに爪の跡があるとけれど何か知らないかと聞かれました。もしかしたら追いかけて捕まえる時にキャベツが引っ掻いたのかと思ってちょっと「えっ!」と思ったのですが、「特に思い当たることはないのですが、、、」と答えました。

すごくすごく生徒に接していますが、なにか傷つけてしまってはいけないと気が気ではないです。自分と同じくらい背になりつつ小学校3年生の力の強い男児を捕まえて押さえて落ち着かせるという作業をやっています。気をつけてても何かあるかもしれない。

常に爪は短くきって、間違って子供を傷つけることがないように最善を尽くしています。

担任の先生は「自分でかいただけかもしれません。」とおっしゃっていて「大丈夫です。」と言っていましたがちょっとさらに気をつけないとと思いました。

子供を預かるってだけでも大変なことですが、特別な障害を持っているお子さんとなると本当に大変です。

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